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2013.02.14

内定辞退~常識が問われる解約行為

内定辞退 トモノ社労士事務所 www.tomono-sr.com/

漫画の締切に追われ、漫画家の気持ちが少しだけ分かってきた社労士のトモノです(笑)

さて今回は、しずまっちとのコラボ企画第二弾です^^
テーマはズバリ「内定辞退」。

内定辞退って自由にできるのでしょうか?それに対して企業はペナルティーを課すことができるのでしょうか?
まずはそのあたりを法的な観点から解説します。

ではそもそも内定ってなんでしょうか?
内定とは、ズバリ「労働契約の締結」のことなんです。
但し就活生であれば在学中に内定を出すことになるため、この契約には「卒業後に雇用しますよ」という意味が含まれています。
また他方で「その間、内定を取り消しすることもありますよ」という意味も含まれてもいます。(「内定取り消し」については後日お伝えします)
いずれにせよ、内定辞退とは労働契約を解約する行為なんですね。

ではそれらを踏まえ、果たして就活生や求職者(以下「就活生等」)から自由に内定辞退(労働契約の解約)ができるのでしょうか?
結論から言うと、2週間の予告期間を置けば可能なんです。逆に言えば、内定辞退を通知してから2週間後に労働契約は解約します。
ちなみにこれは民法の内容になります。在職中の労働者が自己都合で退職する場合も同じです。


では企業として、内定辞退者に対して何らかのペナルティーを課すことはできるのでしょうか。
例えば損害賠償の請求。
でもそこまでの違法性があるか微妙ですし、実際の損害額を算定することが難しいですよね。これはあきらめましょう。もちろん、法的に入社を強制させることもできません。
「じゃあ、企業としては泣き寝入りするしかないのっ!?」
そんな声が採用担当者から聞こえてきそうですね…


さて以上が「法的」なお話。
今回は(当ブログの主旨から少し外れますが)内定辞退に対する「常識」についても簡単に触れておきますね。

まず就活生等のみなさん!
やむを得ず内定を断らなくてはいけないこともあるでしょう。
その場合は、とにかく早めに・誠実に企業へ伝えること。方法としては、文書や電話、直接話す等が考えられます。
いずれにせよ、早めに・誠実に、が鉄則です。

次に企業のみなさん!
内定辞退者に対して「採用計画が狂った。どうしてくれる!?」などとパワハラめいた発言はNGです。
会社の資質が問われます。

これからの社会人生活で、お互いにいつかどこかで出会うことがあるかもしれませんしね。


蛇足ですが、私が企業で新卒採用担当をしていた頃、内定辞退はあまりなかったんです。
なぜかと言うと、とにかく急いで内定を出すことよりも、じっくり時間をかけて採用活動したからです。要するに、就活生に「考える時間を与えること」が重要なんです。
但し会社説明会では、何の連絡もないドタキャンはありましたね(笑)
1度につき20~30人規模でやっていたのですが、必ず数名いました。何となく学校も偏っていたような…

いずれにせよ、社会人として常識ある態度で対応しましょう。
ではまた来週!
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