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2012.02.29

代休と振替

代休と振替 トモノ社労士事務所 www.tomono-sr.com/

体調管理の大切さを痛感している、社労士のトモノです。

さて今回は「代休と振替」です。
この両者、実は「似て非なるもの」なんですが、実務ではかなり混合して(勘違いして)使われています。

代休とは休日労働をさせた場合に、後から恩恵的に与える休日のことです。
使用者は休日労働をさせたからといって、別途休日を与える義務は負いません。
ですので代休についての取り決めは、原則使用者の自由です。
例えば、そもそも代休を与えるか否か、代休を与える条件(例えば残業8時間で代休1日でもOK)、代休日の賃金を有給にするか無給にするか等。
代休は休日に関することですので、実施する場合は就業規則への定めが必要です。

また代休を与える場合は、原則「休日労働に関する割増手当」が発生します。
「代休を与えたから割増手当を支払わなくていい!」
こう思っている方、かなりいます。でも実はそれ、間違いなんです


割増手当は、「法定外休日労働」させ別の日に代休を与えた場合は「125%-100%=25%×休日労働時間」分の割増を支払えば足ります。
「法定休日労働」の場合は「135%-100%=35%×法定休日労働時間」で足ります。


次に振替について見てみましょう。
振替とは休日と労働日を予め入れ替えることなんです。
ですから、労働者が休日労働する以前に振替日を指定しなければいけません
いつまでに振替日を与えなければいけない、という法的な決まりはありません。
但し労基法では休日を原則「1週に1日」、或いは「4週で4日」となっていますので、それに則して与えるのがよいでしょう。
実施するには、やはり就業規則に定める必要があります。対象者は個人単位でも組織単位でも構いません。

さて振替した場合の割増手当ですが、「同一週」に振り替えた場合は発生しません
但し「違う週」に振り替えた場合は原則発生します

なぜでしょう?

同一週に振り替えた場合は、週の所定労働時間が40時間(法定労働時間以内)ですよね。
ですから割増手当は発生しません。(もちろん、1日8時間を超えれば発生)
一方、違う週に振り替えた場合は、週の所定労働時間が40時間(法定労働時間)を超えるため、必然的に割増手当が発生するのです。
その場合「125%-100%=25%×労働時間」分の割増手当を支払えば足ります。

ちなみに「週の単位(起算日)」は、特段就業規則等に定めていなければ日曜日となります。
別の曜日にしたい場合は、就業規則にその旨定めましょう。個人単位でも組織単位でもOKです。


いかがでしたか?
代休と振替は似て非なるもの、です。
よく理解して活用しましょう^^

では。
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Posted at 22:32 | 代休と振替 | COM(0) | TB(0) |
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